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WOVN は、組織の生産性を最大化するために週5日フル出社で働いています。

こんにちは!Wovn Technologies です!
先日、スタートアップ転職をテーマにしたイベントに参加してきました。
大盛況で、当日参加したメンバーはほとんど休憩もなく話しっぱなし。夕方には声を枯らしながら、会社紹介を来場者の方にしていました。

イベント中、ふと、COO 上森が他社の展示ブースの様子を見に、ブースエリアを回っていた際に、あることに気づきました。

「あれ、リモートを『✕』にしているの、WOVN だけじゃない??」

確かに、他の会社はほとんどがフルリモートだったり、ハイブリッド勤務にしていました。
これはとても独自性が高く、アピールポイントになるのではないかと思い、今回記事にしてみました。

イベントで掲示された会社プロフィール

コロナになってリモートワークを導入

WOVN は2022年春から「ビジネスサイドは全員週5出社!」をポリシーとしています。
採用業務をやっていると、「リモートでないとちょっと・・・」と辞退されるケースはそこそこあるので、多少のデメリットはありますが、一方で「リモートに疲れていたので、オフィス勤務の方が嬉しい」という候補者の方もいらっしゃったり、やはり仕事のスピードが全く違うので、このポリシーは今後も続けていく予定です。

WOVN は、もともとフル出社の会社でしたが、コロナが広がりはじめた2020年3月に全社的にリモート体制に切り替えました。
当時検討を始めていた移転計画も白紙に戻し、Zoom を契約し、打ち合わせや面接も全てオンラインに切り替えて、在宅勤務・リモートワーク対応をしました。

しかし、新しい働き方にも慣れてきたあるとき、「リモートワークになって生産性、めちゃくちゃ落ちてない??」という疑いが徐々に確信に近づいてきました。

リモートワークが引き起こした問題

特に、新メンバーのオンボーディングでは、今までできていたことができなくなったのを痛感しました。
一緒に働いていたときなら、商談やミーティングをした直後に、新メンバーに対して「今のはうまく会社説明できていたね」や「あそこはこうやって話すともっと良かったと思う」などのフィードバックをクイックにできました。
しかしリモートワークでは、Zoom の「終了」ボタンを押した瞬間に会議は終わり、フィードバックをする間もありません。

会議後に5分だけ Zoom をつなぐ、電話をする、Slack でメッセージするなどで解決する問題ではありますが、「わざわざ今やらずに、別の機会のついでに今度話そう」と後回しをする行為がチリツモになっていたような気がします。

他にも、社内で何か新しい取り組みをしたい、今の業務を改善したい、ちょっとした確認をしたい、などの仕事が全部 Zoom での30分から1時間のミーティングになり、責任者は朝から夜まで会議の連続で、思考・作業する時間もない。

そんな状態が WOVN には蔓延していました。

そこで出てきた仮説が以下です。

リモートワークは、定常業務が多い組織では、個々の勤務効率が上がってプラスに働くが、
スピーディに仮説検証、業務改善を多くしたい組織には合わないのではないか。

オフィス移転をキッカケに「行くぜオフィス」

そこから少しずつオフィス勤務を奨励し始めていきましたが、一番大きなきっかけは2022年3月のオフィス移転です。
2021年くらいから少しずつコロナ後の働き方を考えはじめ、オフィス移転の準備を進めていました。
社員数はコロナ前の1.5倍くらいになって座席が明らかに足らないし、オンライン会議用に電話ブースがたくさん欲しい、ネットワークももっと安定させたい、などの要望・課題がたくさんあったのがその背景です。

そして、オフィス移転をするなら、先述のリモートワーク課題があったので、
「行くぜ、オフィス!ビジネスサイドは全員出社!プロダクトも出社奨励!」
という号令を掛けて、会社全体を一気に出社ムードに変えました。

社内会議で使ったスライド「行くぜ、オフィス」

この効果はすごく大きかったです。
何かあればすぐに会話ができて物事が前進します。意思決定のスピードは間違いなく上がりました。また、社内で飲み会・ランチ会なども気軽にできるようになって、メンバー同士の心理的な距離もすごく近づきました。
責任者の時間もちゃんと確保でき、生産的な仕事により多くの時間を使えるようにもなりました。

同時に、安心してオフィスで働ける環境づくりにも気を配りました。

  1. 東京都や政府のガイドラインに従って、マスク着用等に関するルールを定め、定期的にアナウンスする

  2. 感染者や濃厚接触者が出たらすぐにリモートワークの対応を進め、二次感染、三次感染を防ぐためのアナウンスをする

  3. 簡易キットを会社で購入して必要なときに配布するなどの対策を取る

などはその一例で、他にも社内からの要望が上がってきた場合には、都度議論・検討をして、制度化したり、アナウンスするなどして、対策を取りました。

その結果として、それぞれのパフォーマンスが大きく向上し、それは会社・チームの業績にも現れています。

昨今では、外資系の企業の多くも出社回帰の動きを強めてきていると聞きます。
リモートワーク下では十分にマネジメントが機能しない、予測不能な時代を乗り切るのに定常業務だけを与えられた Job としてこなせば良いという働き方では乗り切れない、等の課題が表出してきているのではないでしょうか。

WOVN はこれからもオフィス勤務を奨励していきます。
オフィス勤務をするのに働きやすい環境を整え、制度もそれに合わせてアップデートしていきます。(最近は、自転車通勤を制度化しました)

さいごに

同僚と肩を並べてオフィスで働きたい!
チームのメンバーとオフラインで熱い議論をしながら仕事を進めたい!

そんな想いを持った方々、ぜひ WOVN にご応募ください。


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https://wovn.io/ja/career/

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