ワイヤレス通信やブロックチェーンの技術を活かし、世界展開を見据えた WOVN の基盤を構築【Liyanage Maduranga】
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ワイヤレス通信やブロックチェーンの技術を活かし、世界展開を見据えた WOVN の基盤を構築【Liyanage Maduranga】

グローバル石油会社や仮想通貨で幅広い技術を習得し、社長がエンジニアという点に惹かれ WOVN へ入社したマドウランガさん。インフラチームのやりがいなど聞きました。

Liyanage Maduranga(リヤナゲ マドウランガ)/Product Engineering Department/Core Section
2020年9月入社
日本の大学院でワイヤレス通信の修士過程を取得し、石油会社や仮想通貨でインフラエンジニアとして従事。WOVN ではインフラチームとして WOVN を実行するシステムを維持する。


日本企業でエンジニアとして働く父の影響を受ける

私の父は NEC のエンジニアとして日本で働いていました。私はその父の姿に影響を受け、今日本でエンジニアをしています。

生まれはドバイですが、4歳の時に初めて日本に来日し、2年間だけ日本の幼稚園に通いました。その後、母とスリランカに戻ったのですが、毎年夏休みには父に会いに日本に遊びに来ていましたね。

本当は、日本の大学進学を希望したのですが、当時受験するには日本語レベルが足りず、オーストラリアの大学に進学したのです。卒業後は日本の大学院に進学し、ワイヤレス通信/信号処理の分野で、当時まだ一般には普及していなかった4G などのネットワークに関する研究を行い修士を取得しました。

実は弟も日立で働いているので、今は家族全員が日本に住んでいます。

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10万人規模の石油会社でエンジニアへ

1社目はフランスの石油会社の日本チームにエンジニアとして入社し、ネットワークコミュニケーションの分野を担当しました。

10万人程の従業員を抱えるグローバル企業だったので、手順や作法がしっかり決まっていて、そこでプロジェクトマネージメントや交渉の術は身につけましたね。

思い出深いのは、中国・アメリカ・日本・フランスと4つのチームが連携して、工場やサプライチェーンなども含む、ハード・ソフトを一同に変更する大きなプロジェクトに関わったことです。プロダクト変更の影響範囲も広く、他部署など多くの人を巻き込む高いプランニング力が必要でした。

大企業が故に、例えば新しいツールでも本番環境で使うまでに6ヶ月〜1年の検証期間が必要でした。スピード感よりもリスク回避することが優先されていたのです。

ある日、エンジニアリングが日本から撤退することが決まり、アメリカへ移動する選択肢もあったのですが、私は日本に残ることを選び転職することにしたのです。新しい技術を学び、試す環境を探しました。

仮想通貨の厳しい要件下でインフラリーダーに

次に選んだ業界は仮想通貨です。
ここではインフラエンジニアとして、機械学習やブロックチェーンなどの技術を中心に扱い、主にセキュリティに関する部分を担当しました。

ブロックチェーンの技術進歩はスピードが速く、論文は毎週読んでいました。学ぶ環境としてはすごくよかったです。

1秒で2,000〜3,000回のリクエストを処理し、法律に基づいてデータベースを構築。お金を扱うサービスなので、例えば30秒システムダウンすると金融庁にレポートしなければならないぐらい慎重で厳しい管理が必要でした。私はインフラチームのリーダーだったので、何かあればいつでもどこでも対応が迫られる、気の抜けない役割でしたね。

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「社長がエンジニア」という点に惹かれて

WOVN を受けようと思ったきっかけは2つあって、まずはリモートワークも OK な働きやすい環境だということ。前職はコロナ禍であっても社長の意向で出社がマストでした。

もうひとつは大手企業の導入実績も豊富にあったことです。スタートアップならではのフレキシブルな働き方に加え、プロダクトに高い信頼と評価を感じました。

WOVN の面接を受けた時には、社長が元エンジニアということが分かり話が弾みました。
経営者のエンジニアリングへの理解が深く、製品ファーストな環境であることは非常に魅力的でした。過去の職場では社長から「このシステム変更1時間でできるよね?」という感じの依頼もあったので(笑)

コードを見ていた時「Hayashi」って出てきたので、誰だろう?と疑問を感じ、小川さんに聞くと「社長です」と(笑)
驚きましたが、社長が WOVN というプロダクトを作ってきたんだと歴史を感じましたね。

インフラで一緒に仕事をしている小川さんとは、私のブロックチェーンなどの過去の経験・技術を活かして「これもやってみたい」と盛り上がりました。技術が自由に使えるフレキシブルな環境だと感じました。

最適なリージョンでデータ管理できるようにする

インフラチームは WOVN のシステムが動くデータベースやサーバーの構築やメンテナンス、システムの変更を行うチームです。

今動いている大きいプロジェクトとしては、カリフォルニアにあるサーバーのリージョンをオレゴンに変更しようとしています。これにより、15%程度のコストダウンと、カリフォルニアよりも AWS 新サービスを早く使えることが期待できます。
お客さんに影響が出ないよう、細心の注意を払って遂行していきます。

将来的には世界でサービスを展開するにあたり、リージョンを増やしていく必要がありますし、お客さんに合わせて最適な場所のデータベースを簡単に使えるようにしたいです。

また過去に発生した Fastly のネット障害のようなケースも踏まえて、シングルポイントではなく何かあった時に他のサービスも使えるようにして、24時間安心してお客さんが使える WOVN でありたいです。

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エンジニアミーティングは新しい技術の学びの場


WOVN 開発チームの一番いいところは、裁量が個人に委ねられていて、自由にやり方や使うサービスを選べるところです。

2週間に一度あるエンジニアミーティングでは、誰でも好きなテーマで発表する時間があります。例えば新しいサービスを使ってみた感想や、新しい技術のシェア、問題が発生した時の対処法と今後の対策など、どれも学びが多い機会になっています。良さそうであれば他のチームでも使ってみよう、となるので貴重な機会ですね。

WOVN のみんなへ

林さんがよく話をする「アカマイのようなサービスになる」のように、バックグラウンドでみんなが使う強いサービスになることが目標だと思います。
今は日本のお客さんがメインですが、これから他の国の会社にも広げていきたいです。

その際、海外マーケティングから始まると思いますが、要件定義などはインフラチームや開発チームも含め全社みんなで一緒に考えていきたいです。

未来の WOVN メンバーへ

WOVN は自由に働くことができる環境が魅力です。メンバーはみなプロアクティブで必要なタスクだけではなく、「プロダクトを良くする」という共通の目的を持って自分で考え、動いています。そしてみんな工夫することが大好きです。
技術が好きで、自分で色々やってみたいと思える人にはお勧めです。


本の紹介

インタビュー中に出てきた本を紹介します。
・「Never split the difference」 Chris Voss 著 Random House Business

本never


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