開発者からプロダクトオーナーへ
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開発者からプロダクトオーナーへ

※この記事はtokyodevのインタビュー記事を翻訳したものです。

ドキュメント作成やミーティングなどのプロセスを改善することが好きだった開発者のトルケル。プロダクトオーナー(PO)になってほしいと頼まれたのを機に、WOVN のソフトウェア開発手法の改善に取りかかりました。


ノルウェー出身のトルケルは大学生時代、交換留学生として初めて日本を訪れました。長い間柔道に親しんでおり、また、アニメなどのメディアを通じて得た経験から、日本はほかと比べてもぜひ訪れたい場所だったそうです。滞在中に始まった日本人女性との交際を続けるためにも、大学卒業後はワーキングホリデーのビザを取得して再び日本に戻ってきました。

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フルタイムの職を探していたトルケルは、WOVN を発見し、国際色豊かでフラットな組織に魅せられました。

「今まで面接を受けた会社のほとんどは日本人ばかりでしたが、WOVN には本当に多様な人たちがいて、その点にとても惹かれました。組織もかなりフラットで、社内の誰とも簡単に打ち解けることができます。このことは、WOVN のオフィスで初めて面接を受けた時にも感じられました。」

元々開発者として入社したトルケルですが、WOVN が成長するにつれて組織化の必要性も高まり、トルケル自身も PO になるよう頼まれました。彼は次のように言います。

「入社後、ドキュメントの改善やミーティングの準備などに力を入れてきました。まとめたりする作業は元々好きでしたし、そういった仕事を自分から引き受けていた面もあったので、PO にならないかと言われて嬉しく思いました。また、逆に開発者に戻らないかというオファーもあります。将来的には戻る可能性もありますが、今のところは PO の仕事に満足しています。」

WOVN では成長できる機会があることがとても良いと言います。

「マネジメントや組織をまとめる役割など、より責任のある業務に取り組みたければ、そのチャンスをくれる会社です。私が今緊密に連携しているもう 1 人の PO は元々ビジネスサイドの人間で、私と同じく PO に役割を変えました。お互い異なる見方やスキルを持ち合わせているので、元開発側の人間として私は彼を補って、助け合っています。2 人とも社内で役割の変化したメンバーの良い例です。」

プロダクトプランニングの業務では、開発プロセスの改善に貢献できるのが最も楽しいとトルケルは言います。

「イテレーションごとにバリューを提供できるように開発を改善できること、変更点を効果的に伝えられるようになること、今取り組んでいることをビジネスサイドにより良い形で示せるようになること、プロダクトプラニングチームが開発者と効果的にコミュニケーションを取り、開発前の段階で疑問点を払拭することが、この仕事の一番の楽しみです。このような役割を担ってからまだ日は浅いのですが、開発プロセスの真っ只中にいながらそれをいかに改善できるかを学ぶのはおもしろいですね。距離のある場所から学んだり、本を読んで学んだりするのとはまた異なる感覚です。」

トルケルは、ビジネスサイドから開発者へのテクニカルサポートのフロー改善にも取り組みました。

以前はビジネスサイドと開発者の間に人が入ってやりとりを仲介していました。これがうまく機能することもありましたが、ビジネスサイドと開発者が直接話し合った方が効率的にコミュニケーションをとれる場合もありました。

そのため、Slack で個々の開発者をメンションするなど、ルールにない手段もとられるようになり、開発者は作業に集中するのが難しくなることもありました。

そこで、仲介者の代わりにカンバンボードを導入して、Slack 経由のメッセージは止めてボードに課題を書き込んでもらうようにしました。

これがお互いにとって良い解決策となったのです。開発者は作業を中断されることもなくなり、ビジネスサイドは状況確認のメッセージを都度開発者に送ることなくステータスを確認できるようになりました。

コミュニケーションが必要な場合はカンバンボードを通して行うため、履歴を確実に追えるようになりました。トルケルは次のように言います。

「ビジネスサイドの要求にタイムリーに回答することと、開発者がこれらのチケットに答えるばかりの作業になってしまわないよう、いいバランスを保てています。今後も継続してプロセスの改善に取り組んでいくつもりです。」

技術的な観点から、WOVN のさまざまな統合方法を試してみるのがとてもおもしろいチャレンジだとトルケルは考えています。

WOVN が提供する Web サイト多言語化ソリューションのうち、最も簡単なのは JavaScript プラグインの挿入です。このテストの際には、標準的なブラウザーの互換性だけでなく、数多くの JavaScript フレームワークとの互換性の問題も考慮します。

ただ、クライアント側で翻訳するこの方式は SEO のメリットを得られないため最適とはいえません。したがって、WOVN ではバックエンドで Web サイトを簡単に翻訳できるミドルウェアも提供しています。

サービスが実装されるすべての環境で検証を行うことは不可能なため、WOVN は、リリースの前後に顧客の Web サイトのスナップショットを自動的に取得し、予期しないエラーが発生した場合に迅速にロールバックできるテスト環境のソリューションを構築しました。

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トルケルが WOVN を勧める理由は多様性とフラットな組織にあると言います。

「非常に多様性のある環境であることが WOVN の良いところです。すべての国や地域を挙げられるか自信はありませんが、ロシア、グアテマラ、米国、カナダ、韓国、フィリピン、ベトナム、台湾、フランス、ドイツ、そして私はノルウェーなど、世界中から人が集まっています。学歴や、もちろん文化的背景もさまざまで、それこそがとても良いと思う点なのです。」

「WOVN のもう 1 つの良いところはフラットな企業文化です。会社は大きく成長していますが、まだまだ小規模です。正社員は現在 130 名ほどですが、ほかの部署のメンバーや上司とも気楽に話ができます。形式ばらないリラックスした環境です。」

Thank you💚
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