WOVN の柔軟でフレンドリーな職場環境
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WOVN の柔軟でフレンドリーな職場環境

※この記事はtokyodevのインタビュー記事を翻訳したものです。

バックエンド開発者のカセニヤは、髪の毛の色やピアス、タトゥーなどで判断されることなく、自分らしくいられる WOVN に魅力を感じました。また、柔軟な働き方ができ、心のサポートもしっかりとしてくれる職場環境であることにも気づきました。


日本のアニメを見て日本語を勉強したいと思ったカセニヤ。以前の同僚に訪日の経験を問われたのをきっかけに、彼女はその可能性を模索するようになりました。

「その時まで、私にとって日本はファンタジーの世界のようなものでした。現実に存在する国ではなく、アニメの中にだけ存在していたのです。日本語もしばらく勉強していたので、日本の語学学校に通い始め、ここで仕事をしたいと思うようになりました。」

カセニヤはもともとソフトウェア開発者としての経験があり、それを日本でも生かしたいと考えていたため、人材会社から紹介された WOVN でのポジションに興味をそそられました。まず惹かれたのは、WOVN の製品、そしてリラックスした会社の雰囲気でした。

「日本の会社はスーツを着なければならないとか、上司の言うことは絶対だとか、タトゥーを入れてはいけないとか、厳しくてネガティブな話ばかり聞いていました。私はもっと融通のきく会社を探していたのですが、WOVN は何事にもとても柔軟です。LinkedIn のプロフィールには青髪でピアスをし、タトゥーを入れた写真を載せているのですが、それでも WOVN は私を採用してくれました。」

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バックエンドの開発者として入社したカセニヤは現在、Microsoft Word などのファイルを翻訳するプロジェクトに携わっています。この作業には、単に文書内の一連の文字列を抽出して置き換えるだけではない、より複雑なプロセスが求められます。

「テキストは書式設定されていることがあるので、それを機械翻訳に適切にかけてから元のファイルに戻さなければならないのですが、ここに多くの課題が発生します。機械翻訳で正しい翻訳結果を得るためにはできるだけ多くのコンテキストが必要であるため、テキストを最も理にかなった方法で複数セグメントに分割しなければなりません。」

構文解析はリソースを使うタスクであるため、WOVN では Go を使用しています。ただ、Ruby のような成熟した言語と比較して、多くの部分でライブラリが足りないとカセニヤは感じています。

「Ruby には、Microsoft Wordファイルの構文解析を行い、ゼロから再構築することができるライブラリが存在します。そのため、Ruby であれば、たとえばデータ構造を持たせてライブラリにファイル生成を指示するでしょう。Go では、この XML の生成をすべて自分たちで実行しなければならず、したがって XMLがどのように構築されているかを実際に理解する必要があります。標準の XML ライブラリに問題があったために変更し、いくつかの関数も上書きもしなくてはなりませんでした。実際に XML を構文解析して作成するなど、私にとっては簡単なプログラミングでした。」

WOVN では残業がないことも良い点だとカセニヤは言います。

「WOVN では残業したことがありません。WOVN ではスクラムというという非常に柔軟なアジャイル開発手法を採用しています。スプリントには完了可能なできるだけ多くのストーリーを入れるようにしているのですが、時間内に終わらない場合は再評価を実施します。プランニング時点では把握できなかったこともあったかもしれないため、これは決して悪いこととは考えていません。」

WOVN のフレンドリーな雰囲気も楽しんでいるカセニヤ。WOVN ではだれもが親切で協力的で、打ち合わせ前のちょっとしたおしゃべりや、Slack での毎朝の挨拶など、単純なこと 1 つ 1 つに現れていると言います。また、プルリクエストのレビューでは、技術的な課題に対応するだけではなく、だれにとってもより楽しい作業になるよう、コードレビューのガイドラインを設けています。


カセニヤは業務中、主に英語を使用しています。

「ドキュメント、コード内のコメント、ディスカッション、打ち合わせなど、開発者は基本的にすべて英語を使用しています。一方、ビジネスサイドはほとんどが日本語です。開発者の打ち合わせにビジネスサイドのメンバーが参加する場合は通訳してもらいますが、そうした場合を除いては、英語で話しています。」

ただ、チーム内に 2 名いる日本人の開発者と話すときには、英語だけでなく日本語も使用します。

「はじめは英語だけでコミュニケーションをとろうとしたのですが、かなり難しいことに気がつきました。時々、日本人メンバーが自分の考えを英語で表現するのに苦労していました。そこで情報を共有しやすくし、私も日本語をもっと学べるよう、日本語だけのミーティングをすることにしました。リモートワークだと、わざわざ通話の提案をするのが難しいこともありますが、すでに話し合いの場があるのであれば、議論するのが楽になります。」

カセニヤが入社したのは 2020 年 4 月。日本では新型コロナウイルスの影響で最初の緊急事態宣言が発令されたばかりでした。コロナ禍でも、WOVN は刻々と変化する状況に都度うまく適合してくれたと彼女は言います。

「たとえば、いままでは交通費が支給されていましたが、だれもオフィスに行かなくなり、代わりに自宅の電気代やリモートワークで必要なものの購入費が増えたため、会社からそういった費用の補助が出るようになりました。」

いま完全にリモートワークで働いているカセニヤは、同僚とのカジュアルなやり取りが無くて寂しいとの思いから、だれでも立ち寄って業務以外のことについておしゃべりできる「コーヒーブレイクミーティング」を立ち上げました。ひとり暮らしの人は機会がないと気軽におしゃべりできるチャンスもなく、こうした繋がりはとても大切です。

また、従業員間で気軽なコミュニケーションがとれるよう、WOVN では社内イベントも開催されています。リモート開催のため初期にはちょっとした問題もありましたが、うまく準備できるようになってきたようです。

「以前はたくさんのイベントがオフィスで開催されていましたが、新型コロナの影響で、直接会って行うことはできなくなりました。代わりに、Zoom で多くのイベントを行うようになりましたが、毎回改善されていっています。オンラインはオフィス内とはまったく違うので、最初のイベントでは、20人で一同に会して会話するのは大変でした。最近は、全員が集まるパートと、小さなグループに分かれて他の人と実際に会話をするパートとを分けています。あらゆる面が絶えず改善されているのです。」

カセニヤは、イベント開催時の、会社のちょっとした工夫も嬉しく思っています。

「先日、WOVN の創立記念パーティーが開催されました。全員に記念 T シャツが送られ、みんなでそれを着て参加しました。また、WOVN のメンバーが選んだオススメのおつまみやお菓子も届いたのですが、どんなものなのか、なぜ好きなのかなども紹介してくれました。パーティー中に自宅で食べられるよう、会社が全員にあらかじめ郵送してくれたのです。」

職場における男女平等に関しては、概して日本ではまだまだ課題が多くありますが、WOVN ではその問題は無いとカセニヤは言います。

「ロシアの企業で働いていたときには、女性開発者はたいてい私 1 人でした。女性が職場にいると認識している人はあまりいなかったと思います。ロシア語はジェンダー区別のある言語なのですが、社内の人はいつも男性の代名詞を使用していました。WOVN で代名詞を使うときは「彼ら彼女らの(their)」を使った方がよいのか、「彼/彼女の(his/she)」を使った方が良いのかなどを常に考えます。みなが考える機会を持つことができるのがとても好きです。だれも些細なことだとは言わず、本当によく考えてくれます。」

また最近では、ジェンダーと機械翻訳について同僚と議論したことがとても良かったそうです。

「Google 翻訳がジェンダー区別のある表現をどのように翻訳しているかということがニュースになりました。たとえばソフトウェア開発者をジェンダー区別のある言語に翻訳すると、『彼』と表現されますが、先生の場合は『彼女』と表現されます。つまり、特定の代名詞を固定観念的なイメージでマッチさせてしまうのです。職場で話をしたのですが、これは問題であるという認識をみなで持つことができました。ロシアで働いていたときは性差別が大きな問題だったのですが、WOVN ではまったくありません。日本はこの分野ではあまり進んでいないと思われていますが、WOVN はそうではありません。」

WOVN を勧める一番の理由はその柔軟性にあるとカセニヤは言います。

「柔軟性は多くの日本企業に最も足りていないものです。私はたくさんの外国人の友人がいて、主に英語教師をしているのですが、たとえば仕事中にはピアスを外さなければならないなど、不満を持っている人が多くいます。ピアスは指導力には影響しないのですが、外さなければならないのです。髪を染めたくても許されないという話も聞きます。WOVN ではまったく問題になりません。むしろ COO さえもプラチナブロンドに髪を染めています。スタートアップ企業なので、コードの書き方や仕事の進め方にも柔軟性があります。新入社員でも、会社のためになるような知識を持ち合わせているなら、それを提案し、やってみることができるのです。WOVN には変化を柔軟に受け入れる土壌があります。」

Thank you💚
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