言語に縛られた Web 空間の UX を改善する。WOVN の UX デザイナーとは【Au Waiman Fiona】
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言語に縛られた Web 空間の UX を改善する。WOVN の UX デザイナーとは【Au Waiman Fiona】

香港から日本へ Web デザインの勉強をするため留学し、大手企業のクライアントワークを通じて、UI/UX デザインに行き着いたフィオナさん。今までのキャリアや WOVN でのやりがいなど伺いました。

Au Waiman Fiona (アウ ワイマン フィオナ) / Design Team Leader
2020年8月入社
香港でプロダクトデザインを学び、3DCG を勉強するため日本へ留学。
Web 制作会社では多様な大手企業のサイトデザインを担当。楽天やオリガミでは グロースハッカーやUI/UX デザイナーに従事。
WOVN ではデザイナーとして、プロダクトの UI/UX を中心に、ブランドデザインなど幅広く活躍する。


ダイバーシティが息づく香港でデザインの道へ

私が生まれた香港は、アジアの中でも女性の社会進出や活躍度が高く、男女関係なく仕事をバリバリこなすのが当たり前。幼稚園から始まる英語教育、様々な国籍の人が溢れている街並み、改めてダイバーシティな環境で育ったのだと感じます。

私は3人姉妹の真ん中なのですが、姉は会計関係の仕事、妹はホテルなどでベーカリーやスイーツを作る仕事、私はデザイナー。
今でも仲が良い姉妹ですが、見事に三者三様の道に進んでいますね。

幼い頃から絵を描くのが好きで、よくアニメの真似をして描いていました。
プロダクトデザインの専門学校を卒業後、香港のグラフィックデザインの会社に入社し、好きなことが仕事になりました。

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3DCG に魅せられて日本へ留学

1社目で担当したのは、歌手の CD カバーやポスターなどの印刷物のデザインが中心でした。しかし社内に 3DCG(3次元空間でのコンピュータグラフィックス)の専門部署があり、その仕事に携わった際に、強く惹かれるものを感じたのです。

当時 3DCG といえば、ファイナルファンタジーやトイ・ストーリーなど、アメリカと日本が最先端といわれていて、そこで私も日本への留学を決意し CG の勉強を始めたのです。

大手相手の Web デザイン。とにかく何でもやった

日本で初めて勤めた会社は Web 全般を扱う制作会社で、クライアントは大手企業がほとんどでした。コンビニ・アミューズメントパーク・金融・メーカー・外食チェーンなど誰もが知っている企業ばかり。サイトに関しても、コーポレートサイト・EC サイト・プロモーションサイトなど、本当に様々なデザインに関わりましたね。

案件毎に、対象も世界観も表現の仕方も異なるデザイン。とにかく何でもやりたかった時期でもあり、本当にいい経験をさせてもらったと思います。

ただ、10年ほど経った時に、ふと疑問も芽生え始めました。
自分たちの制作物は、アワードをとることやメディアで紹介されることによってクオリティを評価されていて、制作の目的やゴール、ユーザーの満足度など、本来重視すべきポイントとずれを感じたのです。

「デザインって何?」という原点回帰を行い、それならば自社サービスのデザインをやりたい、と転職を決意しました。

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楽天、オリガミでユーザーファーストなデザインを

「かっこいい」とかデザインの見た目だけではなく、伝えたいことがユーザーに届いているか?実際にユーザーは使いやすいか?に軸を置き、UI/UX のことを追求していきました。

楽天では、グローバルな環境で2週間のスプリントを回しながらサービスの改善に努めました。グロースハックもここで学びましたね。


次のオリガミでは、当時中国で広く浸透していた QR コード決済で、日本のライフスタイルにイノベーションを起こしたい、というビジョンに共感し、UI/UX の改善に従事しました。

「Web 空間」の UX を改善する使命

WOVN に入社した理由ですが、自分が日本で働く外国人でもあるため「自分の母国語でアクセスできる世界を創る」という世界観に強く共感できたからです。

WOVN のやろうとしていることは、言ってみれば Web 空間における「言語の壁」を取り除いてインターネットユーザーの UX を向上しよう、ということだと思います。

見た目重視であるグラフィックを作っていた過去を反面教師にしているかもしれませんが、表面には出てこないけど裏側で支え、ユーザーの実用性・利便性のために黒子に徹する WOVN のスタイルにも惹かれました。

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UX は 5W1H と UCD を重視

今まではビジネスサイドのグラフィックデザインも担当していたのですが、新しくアートディレクターが加わったことで、今後もっと UI/UX にフォーカスできそうです。

以前は機能やフィーチャーを追加する際、スピードを重視してすぐに UI に取り掛かる開発プロセスでしたが、今では UX も組み込んで、トライ&エラーの仕組みを作り上げました。
ないものを作ることはやりがいがありますし、自分が担当する領域に対して他部署が理解を深めてくれる、とてもやりやすい柔軟な環境だと思います。

UX を考えるうえで、5W1H (いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのように)は常に念頭に置くようにしています。UCD(ユーザーセンタード・デザイン)の概念にある、デザイナーや開発者がどうデザインするか、を決めるのではなく、ユーザーがどのように製品やサービスを使うのか、それによってどうデザインするか、で考えるようにしています。

今後は UX においても、アジャイルのようにもっと短いサイクルで早く回せるようにしていきたいです。

WOVN のみんなへ

まずは、デザインチームに「いつもありがとう」と伝えたいです。
それぞれ担当を持っていながらも、共有し合い、わからないことは助け合う。フラットに意見を言い合い、リスペクトしあえる素敵なチームに感謝します。

全社的に「UX」への共感が深まり、浸透して、そのワードが出たら「フィオナに聞いてみよう」となるぐらい専門家でありたいと思っていますので、みなさん気軽に相談してくださいね。ソリューションアイディアを一緒に考えることができると思います。

未来の WOVN メンバーへ

WOVN はゴールは決まっていたとしても、その過程は個々人に任せてくれる、自由な環境です。

積極的にデザインを推進する人と、 UX と UI の新しい仕組みに取り組む、オープンマインドを持っている方と一緒に闘いたいです。プロダクトデザインチームはまだまだ成長途中ですので、新しいメンバーの参加を楽しみにお待ちしております。是非チャレンジしてみてください。


本の紹介

インタビュー中に出てきた本を紹介します。
・「Lean UX 第2版 - アジャイルなチームによるプロダクト開発」ジェフ・ゴーセルフ 著, ジョシュ・セイデン著 オライリージャパン
・「リーン顧客開発『売れないリスク』を極小化する技術 」(THE LEAN SERIES) シンディ・アルバレス (著) オライリージャパン
・「デザインスプリント - プロダクトを成功に導く短期集中実践ガイド」Richard Banfield 著, C. Todd Lombardo 著, Trace Wax 著 オライリージャパン
_「人間中心設計入門 HCDライブラリー(0巻~3巻、7巻)」山崎 和彦 著, 編集、 松原 幸行 著, 編集、, 竹内 公啓 著, 編集、近代科学社
・「Atomic Design」五藤 佑典 著 技術評論社
・「Design Systems ―デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド」アラ・コルマトヴァ 著 ボーンデジタル

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