1 秒あたりのリクエストは数百件。処理するのは 2 人の開発者
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1 秒あたりのリクエストは数百件。処理するのは 2 人の開発者

※この記事はtokyodevのインタビュー記事を翻訳したものです。

バックエンドエンジニアとして WOVN へ入社したジェローム。WOVN データベースのレコード数は何十億、1 秒あたりのリクエスト数は数百件にものぼるため、高いパフォーマンスを維持しながらサービスを提供し続けることは技術的に大きな課題でした。そのうえ、このバックエンド開発をジェロームともう 1 人だけで支えていた時期もあったと言います。

韓国のゲーム業界でキャリアをスタートさせたフランス出身のジェローム。仕事を一通りやりきってしまった彼は 2 年間の旅を経て、ワーキングホリデービザで日本にやってきました。

ジェロームは次のように言います。「1 年が経過する頃には日本に滞在し続けたいと思ったものの、任天堂やカプコンといったゲーム会社で働くには経験が足りないと感じました。変化を求めて求人を見ていると、Ruby エンジニアの需要が高いことに気づいたのです。」

ジェロームはその後フランスに戻り、Ruby on Rails の開発者として働き始めました。そして、レイオフをきっかけに再び日本で働くことを決めます。

WOVN を知り、プロダクトに強い魅力を感じたジェローム。無事に WOVN からオファーを受けますが、来日のためのビザの手続きが完了するころ、新型コロナウイルスによる渡航制限により入国が困難になりました。
現在、ジェロームは WOVN でリモートワークをはじめて 2 年が経とうとしています。

新型コロナウイルスへの対応で WOVN は全社的にリモートワークに移行したのですが、ジェロームは、この状況をポジティブに捉えています。

「高校生のころからリモートワークをするのが夢でした。コンピュータサイエンスを専攻したのも、それが理由の 1 つでした。オフィスで働くよりも、リモートで働く方が常に楽しいと感じていました。WOVN では新型コロナ以前、全員がオフィスで働いていて私だけがリモートだったため、打ち合わせはだれか 1 人のラップトップとオンラインで接続する形でしたが、参加者がマイクから遠すぎて話していることがよく聞こえず、不満もありました。しかし、2020 年 3 月からは全員がリモートワークに切り替わり、問題は感じなくなりました。」

バックエンドエンジニアとして入社した当初、レポート処理やデータのインポート・エクスポート処理を担当し、バックエンドの Sidekiq ジョブを書くタスクなどをしていたジェロームですが、これがとても楽しかったと言います。

「Ruby on Rails はお気に入りです。とても簡潔でわかりやすいと思います。機能に関する要望があると、プロダクトオーナー(PO)が実現可能性について聞いてきます。どうすれば最も効率的に実装できるだろうと考えるだけで、とても楽しいです。」

ジェロームが WOVN で直面したはじめての技術的な課題は、アプリケーションのスケールの大きさだったと言います。

WOVN は、1 秒あたりに数百件のリクエストを受信するだけでなく、処理対象のデータ量も膨大です。WOVN を利用している Web サイトの各ページには、データベースに対応するレコードがあり、何千ものバリューが含まれています。

e コマースのビジネスを展開する顧客のなかには、数百万ページにも及ぶ Web サイトを運用している企業もあるため、データセットも非常に大きく、パフォーマンスの維持が非常に重要な課題となります。

それだけでも十分大きなチャレンジなのですが、一時期は、ジェロームともう 1 人の開発者だけでバックエンドのメンテナンスを行っていたそうです。

こうした状況でも日々スムーズに作業を進めることができるのは、WOVN のインフラチームのおかげだと言います。今ではチームも 6名体制となり、アイデアを出し合える仲間がいることをジェロームはありがたく感じています。

また、WOVN では開発者が自分の関心事に合わせて働ける点も良いと話します。

「いつも問題が発生してそれに対応しているばかりではありません。興味のあることがあれば、深く追求することもできます。目の前の問題を修正して、すぐに次のタスクに移って、というわけではありません。例えば最近入社したメンバーは、CI を最適化して高速化したらどうかと提案してくれました。彼にやってくれと頼んだわけではなく、彼自身がおもしろいと思って取り組んでくれたのです。」

こうした提案も開発プロセスの一部であるため、こそこそ隠れて作業する必要もありません。

「アイデアがあれば PO チームと話し合います。私たちが使用しているプロジェクト管理ツールのバックログを見ると、チームの改善、開発者としての各種アイデア、そして WOVN の製品や機能に対するリクエストやサポート依頼など、私たちの作業が多岐にわたるのがわかると思います。スプリントミーティングでは毎回、業務タスクに加えて楽しいタスクも発表するようにしています。」

ジェロームは昨年、バックエンド開発者のチームリーダーにならないかと打診されました。

「喜んで引き受けました。自分に与えられた作業をこなすだけではなく、ほかのメンバーやチーム全体のことを考えるようになりました。チームリーダーの仕事を楽しんでいます。」

チームリーダーになってからは、コードレビューに費やす時間が増えました。

「人にアドバイスをするなど、コードレビューもおもしろい作業です。社内のほかの開発者もとても優秀なので、コードを書いた後にほかのメンバーが入ってきてアドバイスをくれたりして、たくさんのことを学べます。」

インパクトを与えていることを実感できる WOVN で、ぜひ一緒に働いてみてほしいとジェロームは言います。

「私は、自分の仕事が役立っていると感じたいと考えています。大きな観点で見れば、私たちは Web サイトの多言語化ツールを開発しているだけで、ワクチン開発などのようなことをしているわけではありません。しかし、私の仕事は、少なくとも同僚やカスタマーサポートチームの役に立っていると感じています。」

また、自分の仕事に幅を持たせたい人にとっても WOVN はチャンスになるとジェロームは考えています。

「WOVN は、開発者にアプリケーションの一部分だけを固定で担当させるような会社ではありません。私も自分のやりたいことにとても柔軟に取り組ませてもらっています。例えば、私自身はフロントエンドの開発にはあまり興味はありませんが、希望すればやらせてもらえるでしょう。とても良い雰囲気だと思います。」

自分の興味のある分野を追求することができるため、学ぶ機会も多い環境です。

「特にシャーディングやパフォーマンス関連など、多くのことを学びました。Redis やあるいは API の設計など、毎週何かしら新しいことを学んでいる気がします。」

「WOVN は日々成長していて、成長している企業で働けるのはとても楽しいことです。入社して本当によかったと思っていますし、友人にもぜひ勧めたいです。」とジェロームは最後に語ってくれました。

Thank you💚
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