監査法人を経て多国籍ベンチャーのコーポレート部門へ。黒子企業の黒子とは?【Akihiro Sako】
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監査法人を経て多国籍ベンチャーのコーポレート部門へ。黒子企業の黒子とは?【Akihiro Sako】

「国籍関係なくみんなが働きやすくする」ために、コーポレート部門で日々挑戦し続ける酒向さん。入社経緯や WOVN でのやりがいについて話を聞きました。

酒向 章浩 (Akihiro Sako ) / Corporate Management Department Head
2018年7月入社
2010年大手監査法人に入所。公認会計士として様々な企業の監査にあたる。WOVN では法務・知財・経理・財務・総務・IT システムなど幅広い領域を管轄。ファイナンスの実施やコロナ渦での新制度構築など新しいことへの挑戦は尽きない。

会計士の資格を取得。日本地図から世界地図へ

私は愛知県で生まれ育ち、大学に入学するタイミングで親元を離れ、東京での一人暮らしが始まりました。

高校時代は地学に興味があり天体などの学問を学びたかったのですが、文理を選択する際に地学を学べる環境がなかったので、自称ではありますが数学が得意な文系として進路を定め、大学では経済学部に進学します。

大学2年の終わり頃から就活を考え始めたのですが「この会社!」みたいな理想が持てずにいました。

そこで昔見た大学情報誌に掲載されていた「会計士」という資格の存在を思い出し、勉強を始めたのです。

無事会計士の試験を突破し、監査法人への入所が決まりました。特定の分野への興味がなかったので、まずは世の中を広く知る・見るためにはとても魅力的な選択だったと思います。

よく地図に例えるのですが、高校までは地元の周辺地図、大学では各地から学生が集まるので日本地図、社会に出たら世界地図に拡げたいと漠然と考えていたことが、実現に向けて第一歩を踏み出したのです。

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監査法人にて、事業会社の生々しい現場を体感

監査法人入社後、何社か担当を持つことになったのですが、そのなかの1社で同じチームだったのが上森さん(COO)でした。

担当した会社がそこまで大きな規模ではなかったので、4人のチームメンバーが一緒に仕事をするのは年に1、2週間程度でしたが、上森さんの勤勉さには感心させられました。

会計基準と照らし合わせ、処理が合ってるかどうかなど、担当する企業の業界の特徴を知っていないと難しい場面があるのですが、上森さんは恐らくプライベートの時間も割いて調べられていて、すごいなと。

簡単なようでいて、なかなか自発的にできるものではありません。今も会社四季報や業界地図を読み込んでいる姿を見かけると、昔から変わっていないな、と思います。

前職ではチームに本当に恵まれたと思います。
若手だった私より明らかに忙しいであろう諸先輩方の活躍に、チームに貢献したいという一心で7年半はあっという間に過ぎました。

香港・シンガポール・マレーシア・ドイツ・オランダなど、海外往査にも行かせてもらい視野が広がりましたね。

例えば、海外駐在の日本人の方と話すと、言葉や文化の違いにとても苦労されていました。従業員同士が現地語で会話するなか、管理する立場としてはコミュニケーションの問題を乗り越えなければなりません。

また、日本にいたら気がつかないような現地の困りごとを肌で感じることができ、経験することの大切さを身をもって実感しました。

前職では責任ある立場も任せていただいたのですが、2年間事業会社に出向し、そこで監査を受ける側の立場になった時に視点が変わったのです。

今まで自分たち会計士が見ていたデータや数字がどう作られるのか?それを生で見聞きし体感し「会社って生きているな」と思ったのです。

経済の中において売上が立ち、費用が出る。それを見るのは会計士の役目ですが、1プレイヤーとして事業に参加した時に、実際に何か行動を起こして売上が立つとか、現場の生々しさみたいなところはすごく感じました。

その経験が頭から離れず、1回チャレンジしてみたい、という気持ちからベンチャー企業への転職を考えるようになりました。

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必要なことを全部やる。早速体感したベンチャースピリット

転職活動を進めるなか、エージェント経由で内定をもらったところもあったのですが、私より一足先にベンチャーに転職した同期から「リファラルもいいよ」と勧められ、話を聞いてみようと上森さんにも声をかけたのです。

上森さんは前職の監査法人でベンチャーサポートを担当していたこともあり、ベンチャー界隈の知り合いが多いことに期待して連絡を入れたのですが「とりあえず会社に来て話そうよ。」と誘われました。

そこでは WOVN.io というサービスのこと、どんなことがやりたいか?などを話しましたね。

とりあえず面接をしよう、とトントン拍子に話が進み、その日は金曜日だったのですが週明け月曜日に林さん(CEO)との面接がセッティングされ、入社が決まったのです。

当時 WOVN のコーポレート部門は私を含めて3人体制で、経理業務などを内製化したいという課題がありました。

入社後はそこから着手したのですが、1ヶ月経つ頃には法務も担当していました。

細かく担当が割り振られる形ではなく、必要なこと・できることを全部やる、という感じで、早速ベンチャー企業で働いていることを実感したのです。

今はチームも大きくなり当時とは比べものになりませんが、それでも法務・知財・経理・財務・総務・IT システムと担当領域は広いです。

さすがに実務は担当レベルに分散されていますが、まだまだチームとしても個人としてもやるべきことが沢山ありますね。


新しいことへの挑戦と意思決定の連続

前職との大きな違いは「事業活動に関する意思決定ができる」ところにあると思います。

監査の難しいところなのですが、例えば具体的にこういうふうに処理したらいい、こういう契約したらいい、とは言えません。それによってクライアントが損をしてはいけないので。

自分が言ったことが不利益に動いてしまった時に適正な判断ができなくなるので、会計のルールにあってるか・あっていないかの判断をするのです。

監査とは異なり、事業会社ではその手前のところの意思決定が自分たちに委ねられる点に私はやりがいを感じました。その反面、責任も重いのですが。


WOVN で思い出深い出来事といえば、初めての経験となるデットファイナンスを遂行したことです。

コロナに差し掛かるタイミングでクロージングできたこともあり、会社としてコロナへの対応を慌てずに考えられる基礎を作れたと思える、達成感がある出来事でした。

また急なリモートワーク環境下になったので、早急に在宅手当の制度を整えるなど、これからも新しいことにどんどん挑戦していける環境だと思います。

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世界的黒子企業の黒子になる


コーポレートチームはミッションに「世界的黒子企業の黒子になる」を掲げています。

例えば営業は案件を取ってくるのに対し、コーポレートチームは縁の下の力持ち的存在で、正直あまり目立たちません。

しかし、契約書レビューでもこだわりを持ってレビューしたり、外国籍メンバーが多いので労務でビザ対応したり、総務でオンラインパーティーを企画したり。

派手さもなく表立った活動ではありませんが、広くインパクトを与えることができる役割だと自負しています。コーポレートチームからも MVP とか VP を輩出できるようサポートしていきたいですね。

WOVN はベンチャーなので新しいことに挑戦できるのはもちろん、他社との大きな違いは外国籍の従業員が多いのでグローバルな環境で実務経験が積めることだと思います。

祝日は出勤日でその分有給を付与する WOVN の制度などの発想もそうですし、過去におこなっていたオフィスランチでもベジタリアンの人も一緒に食べられるよう配慮したり。

国籍関係なくみんなが働きやすくするためにはどうすればいいか?が色んな局面で出てくるので、自然と視野が広くなります。

WOVN のみんなへ

今は整備しきれていない部分も多くて、不便を感じるシーンもあるかもしれませんが、可能な限りみんなの要望を聞きながら会社を創っていきたいと思っています。

コーポレートチームで創るというよりは、みんなで創っていきたい。協力をお願いします。

未来の WOVN メンバーへ

常日頃からグローバルな目線で考える必要があるので、そういったカルチャーを面白い・チャレンジしたいと思える方と一緒に働きたいです。

一般的にコーポレート部門はそこまで製品の知識がなくても仕事ができてしまいますが、やっぱり自社プロダクトに面白味を感じて、製品の知識を貪欲に入れてほしいと思います。

業務内容はもちろんですが、製品を第一に考え WOVN というプロダクトに興味を持ってくれる人があっていると思います。

WOVNという製品は人の行動や考え方を変える可能性がある、潜在的にインパクトを与えるポテンシャルを持つ非常に面白いプロダクトですよ。

本の紹介

インタビュー中に出てきた本を紹介します。
・「砂漠」 伊坂幸太郎著 新潮社
※登場人物の西嶋が自分にない発想と行動力を持ち合わせていて魅力的だとのことです

本砂漠 (1)


Thank you💚
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