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Member's Blog "言語学の研究の果てに、エジプト・カイロで新しい日常を発見"
言語学専攻の大学院生だった僕は、約 2 年間アラビア語の勉強に励んでいた。そんな折、担当のアカデミックアドバイザーから夏期留学を勧められた。アラビア語を習熟するため、また地域特有のなまりに慣れ親しむためだ。フスハーと呼ばれる正則アラビア語は、授業で最もよく習うバージョンのアラビア語。だが実はどの国でも土地の人には話し言葉としては使われていない文語である。こうして僕はカイロ・アメリカン大学の講座に参
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